トレーニング用語辞典ssk-japan

筋力トレーニング・スポーツ栄養学・スポーツ医学に関する用語の解説

◆ベンチプレス(もくじ)

◆ベンチプレスとは?

 ベンチプレスとは、上半身の筋肉の中でも、特に

○大胸筋(だいきょうきん)

○上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)

 を鍛えるトレーニング種目の事である。

 トレーニング種目としては最も人気のある種目のひとつで、筋力トレーニング初心者から、筋力トレーニング歴数十年のベテランまで、トレーニングの母体としてメニューに組み込まれる種目であるとも言える。

 ベンチプレスでは使用するマシーン、ベンチの角度などトレーニング器具によって胸の筋肉の中でも鍛える部位に変化を加えることが可能となっている。

 実際に巨大に盛り上がった胸板を保持するボディビルダーは、様々な角度から筋肉に刺激を加え分厚い大胸筋を作り上げていく。

◆インクライン・ベンチプレス

トレーニング器具(インクラインベンチ)

 インクライン・ベンチプレスとは、通常のベンチプレスに対し、ベンチに角度をつけ

●大胸筋への刺激

 を変化させ、特に大胸筋上部の筋肉を鍛える筋力トレーニング種目のことである。

 通常のベンチプレスは、床に対してフラット(水平)な状態でトレーニングを実践。

 対してインクライン・ベンチプレスでは、ベンチを床に対して頭部側を高く、腰側を低く設定する。

 トレーニング効果は、

●大胸筋上部への負荷

●三角筋(さんかくきん)への負荷

 が高まる点。

 インクライン・ベンチプレス専用のベンチも販売されている。

◆正しいフォームでトレーニング

 筋トレを実践する際に、最も大切なポイントは正しいフォームでトレーニングを行うこと。

 この基本は誰もが周知の事実ではあるが、現実的に正しいフォームでトレーニングを実践できているアスリートはどれほどいるだろうか?

 トレーニングジムのトレーナーでさえも理論ばかりで実践できない物が多いのは残念なことである。

◆デクライン・ベンチプレス

 デクライン・ベンチプレスとは、ベンチプレスの1種。

 インクライン・ベンチプレスが、ベンチの角度を頭部側を高く設定するのに対し、デクライン・ベンチプレスでは、

●腰側を高く設定

 する点が特徴。

 目的は、大胸筋への刺激の変化。

 大胸筋下部のラインを出す際に意図的に行われるトレーニング種目。

 重力によって血流が頭部側に集まる危険性があり、初心者に対しては負荷を低めに設定し、

●低負荷高レップ

 の指導がなされるケースが多い。

●腹直筋上部

 への刺激も加えられる点が近年確認されている。

◆ダンベル・ベンチプレス

 ダンベル・ベンチプレスとは、通常のベンチプレスがバーベルを使用するのに対し

●ダンベル

 によってベンチプレスを行うトレーニング種目のことである。

 バーベルのベンチプレスに対し、ダンベル・ベンチプレスは難易度が高く、扱えるウエイト重量も低くなる。

 効果は、通常のベンチプレスでは補えないインナーマッスルへの刺激が加えられる点。

 トレーニングの可動範囲が広がる為、広範囲への刺激が加わる点である。

 初心者は、ベンチプレスからスタートし、刺激になれてきた時期にダンベルベンチプレスによって刺激の変化を加えていきたい。